sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

2010年 謹賀新年(今さら)

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。 神戸の祖母と2人、「日本」を実感する、ゆったりとしたお正月を過ごし、2週間ちょっとの一時帰国もあっという間に終わり。再びメキシコ・チェトゥマルに戻ってきました。緊張感いっぱいだった7月の初…

もう見ました?

オバマ大統領のノーベル賞授賞式の演説。 日本語版: http://www.asahi.com/international/update/1211/TKY200912110021_03.html 原文: http://swampland.blogs.time.com/2009/12/10/barack-obamas-nobel-prize-speech-transcript/ 米国内では、戦争を正当…

日墨祭レポート

先週の21−22日、メキシコシティにて開催された日墨交流400年祭に出店してきました〜。 メキシコシティまで商品を搬送するための準備が出発当日までばたついて、木工製品の輸送許可が下りなかったらどうしようかと冷や汗をかいたり、イベント当日、手配してい…

Fiesta ☆ 日墨交流400年祭

日本とメキシコの交流の歴史は、今から400年前の1609年、フィリピン・マニラからメキシコ・アカプルコに向かったガレオン船が日本で難破したことに遡るそうな。翌年の1610年には、日本側が提供した船で、生存者たちがメキシコに無事に帰還したとのことだから…

出張日記 (後編)

緊張した面持ちで、この3年間のプロジェクトの歴史を一生懸命に説明する代表者たち。 各グループから集めてきた商品のサンプルを一つ一つ取り出し、先月の営業研修で特訓した通り、相手の表情を注意深く観察しながら、商品のセールス・ポイントを説明する。 …

出張日記 (前編)

久々の出張に行ってきました〜。 や〜、久しぶりに心が揺さぶられました〜♪ 今回の出張の目的は、プロジェクトで支援している民芸品を制作するマヤ族の女性グループの「初」営業に同行/見学するため。これまで、顧客の開拓や販売管理は、プロジェクトが中心…

断水のはなし。

ここ最近、我が家で断水がちょこちょこ起こります。 今まで経験があまりないので、実感なかったですが、まる1日水が出ないって、結構大変なこと。飲み水は外で買っているので問題ないけれど、この蒸し暑さの中で、シャワーを浴びれず、トイレも使えない生活…

Viva Mexico!!

今日(9月16日)はメキシコの199年目の独立記念日。祝日なので、仕事もお休み。毎月のように何かしら祝祭日が設定されている日本と比べて、メキシコのそれはとても少なく、わたしにとって渡墨後、初めての「祝日」でした。 といっても、最近の悩みは、お休みの…

今週もまた。

先月から先輩コンサルタントたちがぽつぽつと帰国を始め、ふと気付いたら、事務所にはわたしとメキシコ人スタッフK嬢の2人だけ。といっても、もともとわたしたちのプロジェクト事務所は、州政府の女性庁の事務所の一部を間借りしているものなので、建物自体…

穏やかな夏の一日。

日帰りでビーチに出かけてきました〜。 チェトゥマルから車で約2時間走ったところに位置するマハウァル(Mahahualは、カンクンのような高級大型リゾートとは全然違う、ささやかなビーチ。2年ほど前にきた大型ハリケーンで大打撃を受けてから(本当はチェトゥ…

週末徒然;つながり探し。

毎日が怒涛のように過ぎていきます。 ふと気づいたら、こちらに来て3週間が過ぎました。 感覚としては、ほんの1週間ちょっと前に着いた気分なのだけれど。 日記をなかなか更新できないのは、(1) 毎日ばたばたと慌ただしいから、ということ、(2) 現在進行形の…

近況報告:生活編

ネット環境がどうにもよろしくなくて、更新遅くなりました。 近況をざっくりとご報告。 月曜日は初出社、火曜日と水曜日は早速出張。プロジェクトがサポートしているマヤ族の女性たちのコミュニティーを複数回る。刺繍をほどこした洋服や木工製品など、民芸…

Estoy en Mexico

Hola! ご無沙汰しています。(まさか5か月ぶりとは気づきませんでした。。。) ついに、メキシコに来てしまいました。 すっかり更新を怠っていたので、もはや文脈がご不明の方もいるかと思うのですが(ごめんなさい。。。)、仕事の関係で、今日から来年3月…

コスタリカ・ニュース☆

コスタリカから、嬉しい便りが届きました。 留学中、わたしが半年間お世話になった、ホセ&マリア一家に、なんと新しい家族が誕生したという、ニュース。 ?!いつの間に?!という驚きはさておき、おませなミチェル姉(9歳)の後ろを、いつもちょこちょこと追い…

卵と壁

作家の村上春樹さんが、イスラエルの文学賞に選ばれ、先日エルサレムで開かれた授賞式に出席。そのときのスピーチで、イスラエル政府によるパレスチナ攻撃について批判し、話題を呼んだ。 受賞にあたっては、イスラエルの政策を擁護することになる、と市民団…

2008年まとめと、ご協力のお願い

いよいよ2008年も終わりますね。 今年一年は、まさに「変化」の一年だったような気がします。 この一年でみると、生活の拠点はコスタリカ、フィリピン、ベトナム、日本へと移った。移動のたび、航空会社の重量基準をオーバーするのではと冷や冷やしながら、…

TVの話。

実は先週の金曜日、NEWS JAPANに、出てしまいました。 全国のおじ様方を魅了する、あの美しい滝川クリステルさんに自分の名前が読み上げられ、同じスクリーンに自分の顔が流れているという奇妙な体験は、もう一生味わうことがないかもしれません。(いや、味…

ザ・ビッグ・イシュー

早いもので、帰国してから1ヶ月が経とうとしている。 最近、電車が毎日のように遅れる。「人身事故」だったり、「具合の悪くなったお客様の救護」だったり、「走行中の電車に対するいたずら行為」だったり。『お急ぎのところ、ご迷惑をおかけして大変申しわ…

Kiva ナイト☆

ごぶさたしています。 卒業報告も、アンコールワット旅日記も、北京の様子も、帰国のご挨拶もせず、本当にごめんなさい。。。 ○○○ 11日3日に北京から帰国し、その翌日から仕事がスタート。 これまでの1年間半のレイジー&クレイジーな日々と比べると、電車に…

ハノイ出発前夜 ~「平和」と「開発」~

ハノイでの夜も今夜が最後。 大学院に提出する最終レポートも昨日、何とか終わらせ(無事に審査を通過できたかどうかはまだ分かっていませんが。。。)、今夜は、これまで事務局を担当していた、ハノイ在住の開発関係者(=JICAやJABIC、NGO、国連関係の方た…

最後のふるさと訪問 ~非日常の中の日常より~

前回のエントリーと前後しますが、下記、最後のインターン報告です。 9月29日―10月1日、愛する「ふるさと」イエンバイ省ルックイエン郡への最後の訪問の目的は、農村の貧困世帯に対する「ローンの貸付」でした。7月から、潜在的な応募者である村の女性たち対…

インターンシップ終了☆

大変ご無沙汰しています。。。元気です。 先日の金曜日、ついにインターンシップが終了しました。 右も左も分からず、期待半分・不安半分にスタートしたインターンでしたが、振り返ってみると、本当に楽しかった、ありがたかった、そんな言葉に集約される3ヶ…

友人F ~GIDと平和学~ (後編)

分かりやすいロケーションだからと、待ち合わせの場所に決めたニッコーホテルに向かうタクシーの中で、実はわたしは緊張していた。単純に、中高時代の仲間との10年ブリの再会から来るワクワク感がある一方で、なにせ、わたしが実際に知っていたときのフミノ…

友人F 〜GIDと平和学〜 (前編)

少し日が経ってしまいましたが、先月、ほぼ10年ブリに果たした、中高時代のある友人との再会について、少し。 友人の名前は、杉山文野。2年前、「彼」が『ダブルハッピネス』という、自身が性同一性障害(GID: Gender Identity Disorder)であることを「カミ…

久しぶりに、のんびりと。

ふと気がつけば、インターン生活も残り1ヶ月。 今週末はルームメイトがハノイ郊外にお出かけ中なこともあって、今はひとり、 外国人向けのお洒落ベトナム雑貨やカフェの並ぶ、ニャートー通りのカフェから、発信しています。 ばたばたと日本に帰ったり、山奥…

お知らせ。

下記、友人からの転送です。 伊勢崎賢治教授など、アフガニスタン情勢のエキスパートの方々が登場されます。 私も日本にいれば、参加したかったですが。。。 ご関心おありの方は、是非。様子を教えていただけたら嬉しいです。 ↓↓↓ 「アフガン日本人殺害」緊…

アフガンの出来事について。

アフガニスタンで起きた、例の出来事。自分がこのフィールドに転身しなければ、こうも身近に、彼の死を感じることはなかったかもしれない。だが、生前、「アフガニスタンの土になりたい」と語っていたという彼の言葉は、何かに心を燃やした経験を持つ人間で…

「ふるさと」再訪 〜洪水の傷跡とパンダ的バリュー〜

8月8日、ベトナム北部に台風カムリが上陸。北部山岳地域の各地で、洪水や土砂崩れが 発生し、突如押し寄せてきた大量の水と泥によって、100名以上の死者と、30名近い行方不明者が出た。 このとき、実はわたしは、諸事情で日本に一時帰国していた(一部の方…

出張レポート 〜ふるさと・人情・カラオケ編〜

7月27日から、インターン先である国際NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)ベトナム事務所のマイクロファイナンス(小規模貸付)事業のプロジェクト現場に出張同行してきました。「外国人を見るのはあなたが初めて」とあちこちで言われながら、わたし…

小松さんのストーリーから。

先週末、とても素敵な日本人の女性にお会いした。1990年代初頭、この国が今よりももっともっと貧しかった時代、当時45歳だった小松さんは心機一転、単身で日本語教師として来越した。今でこそ、ベトナム雑貨だとか生春巻きだとかが、お洒落アイテムとして雑…