sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

2010年 謹賀新年(今さら)

sayakot2010-01-10

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。


神戸の祖母と2人、「日本」を実感する、ゆったりとしたお正月を過ごし、2週間ちょっとの一時帰国もあっという間に終わり。再びメキシコ・チェトゥマルに戻ってきました。緊張感いっぱいだった7月の初渡墨に比べると、今回はだいぶ慣れたもの。でもあまり気を緩めても後が怖いので、立つ鳥跡を濁さず、プロジェクト終了までの残り2カ月間、気を引き締めて臨もうと思いマス。


それにしても、チェトゥマル村での生活も、今回が最後かと思うと、その一つ一つの素朴な「らしさ」が、たまらなく愛おしく感じられます。来たばかりの頃、仕事後や週末に気分転換に出かける同年代の友人もほとんどなく、語学もままならず、ソーシャル・ライフ生活が築けない閉そく感にモンモンとしていたのが、あぁ懐かしい。


さて、2007年春に前職を辞めて、コスタリカ/フィリピンの大学院に留学して以来、毎年のように、今年がこれまでの人生で一番の変化の年になるなと感じていたけれども、今年もまた大きな変化を迎える予感。一体いつになったら落ち着くのかと、コワがりのわたしの本性を知っている友人たちからはずいぶん呆れられますが、変化の根底にある、自分の中のテーマに、まだ一貫性を見いだせるうちは、もう少しだけ頑張ってみようかと思います。


って、結局のところ、あまり後先考えず、ただ好きなことをやっているだけなのかもしれないですが。何はともあれ、家族に、友人に、気づかないところで支えてもらっているいろんな人に、ありがたやありがたや。



◇◇◇久しぶりのチェトゥマルで、びっくり3つ◇◇◇

今回チェトゥマルの空港に降り立って、まずびっくりしたのは、まず、寒い!寒い日本から、温かい(暑い)はずのチェトゥマルに戻って来れてやれやれと思っていたら、全然涼しい!!
今日はカウンターパートのエヴァ女史とその娘さん2人に誘われて、昼から地元のビアガーデンのようなところに出かけたのですが、一日中曇っていた上に、小雨がちだったので、ヒートテックババシャツ、長袖インナー、ウールのカーデガンの3層装備でも外気が相当冷たく感じられ、震えあがりました。名物のセビチェ(冷製の魚介マリネみたいなもの)も、体が芯から冷えるだけ・・・。もっとも、メキシコ人の3人は、寒い寒いと寒がっているわりにはTシャツ1枚でしたが。すごい。チェトゥマルでも、ここまでの寒さが続くのはかなり珍しいとのこと。


2つ目のびっくりは、家に帰ってきたら、私の部屋の真上で、新ユニットの増築工事が始まっていたこと。大家さん、頑張るなあ・・・。まだ始まったばかりらしく、基本の柱しか建ってない状態ですが、平日・週末問わず、働き者の工事のおじさんが、きっちり朝8時から大音量で作業。いかにも手作りなその様子は、見ていてちょっと不安。水が漏れてくるくらいならまだしも、無造作に積み上げているコンクリートの重みで、天井が崩壊したりしないかと、ちょっとドキドキしています。なんでも起こりそうだから、ちょっとコワい。


最後のびっくりは、カビ・カビ・カビ!2週間半ぶりに帰ってきて、部屋を開けた瞬間、カビ臭がすごい!部屋に残して行った布団類、バッグ、壁にかけていたスカーフ、置物類がうっすら白くなってました・・・。やっぱり生活してないと、湿気がこもるんですね。既に2日間カビと同居していますが、明日はそろそろ真剣に拭き取り作業をする必要がありそうです。。。
やれやれ。



そんなこんなで、どうぞ皆さま、今年も宜しくお願いいいたします。


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写真は、神戸の住吉神社にて。今年で震災から15年。