sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

コスタリカのお家、決定!

コスタリカでの滞在先。 散々悩んだ挙句、ホームステイに決定。 インターネットがない、というコトがだいぶネックになっていましたが、大学の設備やネットカフェを駆使して、いったん頑張ってみることに。ホストファミリーについては「子供2人の4人家族」と…

Family, Blood and Identity

もう何度も扱ってきたテーマ。 フィリピン人と中国系フィリピン人との間にある、微妙な緊張関係。 ゴチャ混ぜの文化が一つの不思議なハーモニーを生み出しているこの国で、どうして中国系エスニックが浮いてしまうのか?彼らの多くは大多数のフィリピン人同様…

一期一会・・・?

フィリピン人のMとは、2004年夏に、知人を通じて東京で出会った。Mも知人も、CISV(Children’s International Summer Villages)という国際交流団体にボランティアとして所属していて、毎夏、世界中から集まった子供たちに、キャンプでの共同生活を通じた平…

出会い ver.1

名前をそのまま表したような知的な清々しさと、心の底から湧き上がる情熱、そして本質を鋭く見極める、意思ある眼差し。 Rさんは現在、UNICEF(国連児童基金)にて、フィリピンのストリースチルドレンなど子供の権利の保護の領域を中心に活動されてい…

タガログ語講座

タガログ語。 難しいはずがナいと根拠なくタカをくくっていたのだが、辛抱強いフィリピン人の友人らによる個人レッスンや、日本からわざわざ送ってもらった文法書の効果もむなしく、挫折。 言い訳をするわけではないが、ペルシア語ペラペラの日本人の同級生…

A Story behind a fire

先月の6月12日、マニラの郵便局で火災が発生。一部倉庫が燃え、100万ペソ近い被害額が出た。海外からの郵便物に消失等の被害が出た可能性があったため、日本の郵便局にも緊急告知があったらしい。(自分の荷物が混じっていたらさぞかしショックだっただろう…

seeing is believing?

フィリピンでの邦人殺害のニュースが続いている。 ここ数ヶ月だけで4、5件はあったのでは? もっとも、たまたま運悪く強盗に遭遇、というよりは、現地人との何かしらのトラブルに巻き込まれ、銃で殺害されてしまうというパターンがほとんどなのだが(フィリ…

Life in Costa Rica:about to start?

8月からのコスタリカでの生活に向けて、少しずつ準備が始まっている。 もっか一番の関心事とは、住むトコロ。 現在、大学からもらっているオプションが2つあるのだが、それがなかなか悩ましい。 ◆オプション1.ホームステイ@Ciudad Colonのダウンタウン コ…

Bicol Report −カグサワ教会−

レガスピの街のシンボルといえば、美しい稜線を持つマヨン火山。 そしてもう一つ、有名なのが、カグサワ教会跡である。 「跡」というのは、1814年に起きたマヨン火山の大噴火の際、教会を含むこのエリアのほとんどが崩壊してしまったためである。逃げ場を失…

Bicol Report −Craft編−

マニラ麻のクラフト工場を見学。 バスケットの他、テーブルマット、カーテン、ランプのシェード、バッグ、ギフト用包装紙(青山フラワーマーケットetcちょっとお洒落なお花屋さんで見るような)などを、1000人以上の職人さんが、手作りで生産している。 さす…

Bicol Report ―Food編―

ビコール地方で出会った、食べモノをご紹介♪ ◆おススメFOOD No.1:「ビコール・エクスプレス(Bicol Express)」 ビコールは、唐辛子をピリリと利かせたレシピが豊富なことで有名。 ファーストフードチェーンのような名前をしたこの“ビコール・エクスプレス“…

Bicol Report -復興編-

今週分の授業が終わってから、突然の友人の誘いに乗って、夜行長距離バスに。 マニラから南へ下ること約560Km。でこぼこの10時間の道のりを経て到着した先は、ビコール(Bicol)地方アルバイ州レガスピ。 ビコールは、海と火山、湖と森の自然に囲まれ、独自…

Fair Trade その2

フェアトレードに関する代表的な国際機関に、「FLO」と「IFAT」、2つの独立した組織がある。これらの組織が、アフリカ、アジア、ラテンアメリカ地域の農民や労働者を擁する生産者団体を審査し、フェアトレード資格の認証を行っている。 FLOは主に「商…

Fair Trade

日本でもしばしば見かけるようになった“フェアトレード”商品。 今日は、フィリピンのフェアトレード団体CCAP(Community Crafts Association of the Philippines)を訪ね、代表のマリアさんに話を伺った。 CCAPは、1972年、一人のフィリピン人フィランソロピ…

Japanese Corn

大学からの帰り道。 必ず通るのが、カティプナン・アベニュー(Katipunan Ave.)。 19世紀、スペイン支配に対抗するために生まれた秘密結社に由来する名前である。 片道3車線の広さを持つこの大通りは、トラックやジプニー、トライシクル、通常の乗用車で、…

語りえぬもの

今日は、第二次世界大戦中のマニラにおける戦闘(The Battle of Manila)の記録を追ったドキュメンタリーを見た後、フィリピン大学で歴史を教えるリカルド・ホセ教授による講演に出席。毎年お盆の頃になると放映されるNHKのドキュメンタリー制作にもしばしば…

Pinoy & Tsinoy ver.2 (ピノイとチノイ その2)

フィリピン社会における中国系エスニックへの反発の背景には、彼らがこの国の経済を「牛耳っているから」という通念がある。また、「純」フィリピン人の友人に言わせると、中国系エスニックはピノイを「見下し、両者の間に境界を設けようとしている」という…

Pinoy & Tsinoy (ピノイとチノイ)

フィリピン人は、愛情をこめて自らを”Pinoy”(ピノイ)と呼ぶ。 一方、中国系のフィリピン人に対し、特に”Tsinoy”(チノイ)という名称を用いることがある。 現在、フィリピンにおける中国系(Chinese ethnic)の人口は約1.2%。 1975年まで、中国系エスニック…