sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

忘れられないシーン

誰しも、その人生の中で「忘れられない出来事」がある。 それは、思い出すだけで、顔がほころび、胸が熱くなる幸福のシーンかもしれない。 秘密の場所に大切に仕舞われた思い出の品や写真は、人を、幸せに包まれたその瞬間に、何度でも立ち戻らせてくれる。 …

花形産業

私が通っている、Ateneoの卒業生である友人。 先月からセブ航空のパイロット養成学校に通っている。 この間、Ateneo卒業直後は何をやっていたのかと聞くと、 “A Call Center” との答えが返ってきた。 コールセンター? 彼は就職活動に失敗してしまったのだろ…

A Golden Combination

フィリピンの食卓に必ず上るもの。 それは、フォーク&スプーンという黄金のコンビネーション。 少しお洒落なレストランでも、箸やナイフを見る機会は、数えるほどだ。 基本の「構え」は、右手にスプーン、左手にフォーク。 例えば肉・魚料理であれば、右手…

A Secret Garden

海外生活における、秘かな楽しみ。 それは、ガイドブックに載っていない、穴場の開拓。 先日訪ねたタガイタイで、「さすが、フィリピン版軽井沢・・・」と思わずウナる場所を見つけた。 “Sonya’s Secret Garden”は、名前の通り、ソニア・ガルシアという一人…

A Story of a Samurai

マニラ旧市街にあるパコ駅前のプラザ・ディラオ(ディラオ広場)。 そこに佇む、一人の侍の銅像。 高山右近。 戦国の乱世を生き抜き、このマニラの地に没したキリシタン武将だ。 詳細は省略するが、1614年、右近は徳川家康によるキリシタン追放令を受け、家…

The Paradise?

マニラから南に約60km行ったところにある、タガイタイ(Tagaytay)へ。 標高約700mのこの地からは、タール湖と、そこに浮かぶ世界最小の活火山タール火山が一望できる。高地に位置するため昼間も比較的涼しく、お手軽な避暑地として週末になるとマニラから多…

TAO-Pilipina

授業の後、マニラ市ケソン地区に拠点を置くNGO「TAO−Pilipina」を訪ねた。 タガログ語で「人間」を意味するTAOは、"Technical Assistance Organization"の頭字語で、建築分野の専門家集団(メンバーは全て女性)である。都市・農村貧困層の居住に関するさま…

The Scent of Coffee

例外にもれず、マニラには外資系コーヒーショップ・チェーンがひしめいている。 どの街にいても、少し歩けばスターバックスやシアトルズベストコーヒーなどに出会う。1日たりともコーヒーの欠かせないわたしのようなcoffee-addictedには大変ありがたい話。 …

A Question on the Value of Education

サマール島で、海にプカプカ浮かびながら、地元のワカモノたちと話していたときのこと。 「何歳?」 「20歳」 「じゃあ大学生?」 「ううん。大学は去年卒業して、今は働いているわ」 ??? 話がなんだかかみ合わないなと思いながら、あまり気にしていなか…

Joy of Toropical Fruits♪

最近のマイブーム。 マンゴー、パパイヤ、グアバ、マンゴスチン、ドラゴンフルーツ・・・。 肉厚でネットリしたあの食感が苦手、そんな声にたまに出会うが、とんでもナイ。幼いころからわたしは、この、見るからに陽気なトロピカルフルーツのトリコ。 そう、…

ぼったくりにみる社会学的考察

レイテでも、サマールでも、人々に口を揃えて言われたこと。 「マニラは怖いところだから、くれぐれも気をつけるんだよ」 レイテからマニラに戻ってきた日。 飛行機の窓から見える交通渋滞とよどんだ空気に思わず、ああ、戻ってきてしまった・・・。 一緒に…

Payatas ―Land of Promise―

マニラ市郊外「パヤタス」地区で、地域の子供達の奨学金サポートを行っている日本のNGO「SALT」を訪ねた。 「第二のスモーキーマウンテン」と言われるこの一帯には、日々、マニラ中のゴミ1600トンが集積される。1992年から本格的に始まり、その広さは17ヘク…

Empowerment of the women by the women

とある統計によれば、フィリピンに存在するNGOや市民団体の数は、32万5千に上るという。 長年に渡るスペイン、アメリカ、日本の支配と、約20年に及んだマルコス政権の独裁。 日本では(たぶん)あまり知られていないが、現アロヨ政権においても、その発足以…

〜To Live in Leyte & Samar〜

この島の人々は、明るく、優しい。 食事のメニューに戸惑っていれば、「何が食べたいの?」「この店のおススメはね・・・」と、隣のテーブルの客たちが集まってくる。 町を歩けば、行きゆく子供達がはにかみながら手を振ってくる。 今夜の宿がまだ決まってい…

〜The Memory of the War in Leyte & Samar〜

レイテ島オルモックの街から車で約40分。途中の道路脇に、ほとんど朽ちかけた標識がある。地元の人に案内してもらうか、あるいは注意深く目をこらしていなければ、簡単に見過ごしてしまうそれには、”The site of the Bloodiest Battles in the Liberation of…

〜レイテ島・サマール島〜

6月8−12日、大学の休日を利用して、レイテ島・サマール島を訪ねた。 観光地化の進まないこれらの島で、若い日本人女子2人の旅はかなり珍しかったらしく、行く先々で現地の人たちの温かい気遣いを受けた。 短い期間ながらも、素朴で誠実な、昔ながらのフィリ…

Making a Fresh Start!

先月14日、フィリピン全土で実施された上院選。今までも何度か経過をお伝えしてきましたが、開票作業が遅々として進まず、なかなか結果をお伝えできずにいました。 そして昨日、中央選管は「選挙失敗」を宣言し、選挙の「やり直し」が正式に発表されました。…

A Mess!

待ちに待った10連休が、明日からスタート。バタバタと始まったマニラでの英語トレーニングも、これで折り返し地点にきたということ。 この休暇では、友人達とミンダナオを訪ねる予定だった。 スペイン支配のはるか以前からイスラム教徒が多く住んでいたミン…

Presentation

英語のインテンシブ授業が始まって約2ヶ月。 今日は、これまでの経過の(プチ)集大成として課せられた、自由レポートの発表会。 私のプレゼンのタイトルは"Confronting the Flawed History of One's Own"。現代社会において、個人がいかにnational hisotry…

The Ship for Southeast Asian Youth Program (SSEAYP)

内閣府が毎年主催している「東南アジア青年の船」をご存知でしょうか。 日本とASEAN地域10ヶ国から数十人ずつの若者(18-30才)が代表として乗船し、2ヶ月にわたって船内で生活を共にしながら、参加国を訪問します。 船上での様々なアクティビティと、寄港国…

The Rainy Season

雨期が、いよいよスタート。フィリピンの気候は乾期・暑期・雨期に分けられるそうで、マニラ周辺では6月〜11月まで、大量に雨が降る。半年近く雨期が続くのだから、雨ギライの自分にとっては頭の痛いハナシ。 ただし「雨期」といっても、連日連夜、四六時中…