2008-01-01から1年間の記事一覧
いよいよ2008年も終わりますね。 今年一年は、まさに「変化」の一年だったような気がします。 この一年でみると、生活の拠点はコスタリカ、フィリピン、ベトナム、日本へと移った。移動のたび、航空会社の重量基準をオーバーするのではと冷や冷やしながら、…
実は先週の金曜日、NEWS JAPANに、出てしまいました。 全国のおじ様方を魅了する、あの美しい滝川クリステルさんに自分の名前が読み上げられ、同じスクリーンに自分の顔が流れているという奇妙な体験は、もう一生味わうことがないかもしれません。(いや、味…
早いもので、帰国してから1ヶ月が経とうとしている。 最近、電車が毎日のように遅れる。「人身事故」だったり、「具合の悪くなったお客様の救護」だったり、「走行中の電車に対するいたずら行為」だったり。『お急ぎのところ、ご迷惑をおかけして大変申しわ…
ごぶさたしています。 卒業報告も、アンコールワット旅日記も、北京の様子も、帰国のご挨拶もせず、本当にごめんなさい。。。 ○○○ 11日3日に北京から帰国し、その翌日から仕事がスタート。 これまでの1年間半のレイジー&クレイジーな日々と比べると、電車に…
ハノイでの夜も今夜が最後。 大学院に提出する最終レポートも昨日、何とか終わらせ(無事に審査を通過できたかどうかはまだ分かっていませんが。。。)、今夜は、これまで事務局を担当していた、ハノイ在住の開発関係者(=JICAやJABIC、NGO、国連関係の方た…
前回のエントリーと前後しますが、下記、最後のインターン報告です。 9月29日―10月1日、愛する「ふるさと」イエンバイ省ルックイエン郡への最後の訪問の目的は、農村の貧困世帯に対する「ローンの貸付」でした。7月から、潜在的な応募者である村の女性たち対…
大変ご無沙汰しています。。。元気です。 先日の金曜日、ついにインターンシップが終了しました。 右も左も分からず、期待半分・不安半分にスタートしたインターンでしたが、振り返ってみると、本当に楽しかった、ありがたかった、そんな言葉に集約される3ヶ…
分かりやすいロケーションだからと、待ち合わせの場所に決めたニッコーホテルに向かうタクシーの中で、実はわたしは緊張していた。単純に、中高時代の仲間との10年ブリの再会から来るワクワク感がある一方で、なにせ、わたしが実際に知っていたときのフミノ…
少し日が経ってしまいましたが、先月、ほぼ10年ブリに果たした、中高時代のある友人との再会について、少し。 友人の名前は、杉山文野。2年前、「彼」が『ダブルハッピネス』という、自身が性同一性障害(GID: Gender Identity Disorder)であることを「カミ…
ふと気がつけば、インターン生活も残り1ヶ月。 今週末はルームメイトがハノイ郊外にお出かけ中なこともあって、今はひとり、 外国人向けのお洒落ベトナム雑貨やカフェの並ぶ、ニャートー通りのカフェから、発信しています。 ばたばたと日本に帰ったり、山奥…
下記、友人からの転送です。 伊勢崎賢治教授など、アフガニスタン情勢のエキスパートの方々が登場されます。 私も日本にいれば、参加したかったですが。。。 ご関心おありの方は、是非。様子を教えていただけたら嬉しいです。 ↓↓↓ 「アフガン日本人殺害」緊…
アフガニスタンで起きた、例の出来事。自分がこのフィールドに転身しなければ、こうも身近に、彼の死を感じることはなかったかもしれない。だが、生前、「アフガニスタンの土になりたい」と語っていたという彼の言葉は、何かに心を燃やした経験を持つ人間で…
8月8日、ベトナム北部に台風カムリが上陸。北部山岳地域の各地で、洪水や土砂崩れが 発生し、突如押し寄せてきた大量の水と泥によって、100名以上の死者と、30名近い行方不明者が出た。 このとき、実はわたしは、諸事情で日本に一時帰国していた(一部の方…
7月27日から、インターン先である国際NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)ベトナム事務所のマイクロファイナンス(小規模貸付)事業のプロジェクト現場に出張同行してきました。「外国人を見るのはあなたが初めて」とあちこちで言われながら、わたし…
先週末、とても素敵な日本人の女性にお会いした。1990年代初頭、この国が今よりももっともっと貧しかった時代、当時45歳だった小松さんは心機一転、単身で日本語教師として来越した。今でこそ、ベトナム雑貨だとか生春巻きだとかが、お洒落アイテムとして雑…
日記はなかなか更新できていませんが、元気にやっています。ハノイに着いた当初は、これは先が思いやられるぞ・・・と小さな不安が過ぎったものですが、ふと気がつけば、すでに3週間。修士プログラムの終わりが近づくにつれ、時間が加速度的に過ぎていくよう…
ハノイでの生活が始まって、約2週間。日々の街の光景に、いちいち驚くこともなくなった。 わたしが家を出る朝8時は、ちょうど人々の出勤のピークであると同時に、出掛けの朝食の 時間帯。我が家から通りを挟んだ目の前の歩道は、毎朝、フォー(米できたベト…
同居人(&クラスメート)Y嬢のインターンシップ先である、FAO現地代表Mr.スピーディ(イギリス人)の60歳のお誕生日パーティに招待いただき、2人で出席してきました。 FAOは、“Food and Agriculture Organization(国連食糧農業機関)”のことで、世界の食糧…
Xe Om(セ・オムと発音)というのは、ベトナムの「バイクタクシー」のこと。 一度でもベトナムを訪ねたことのある方であれば、すぐピンと来ると思うが、これはこの国ではごく一般的な乗り物で、普通のバイクの後部座席に、客を乗せて走るというもの。バイク…
家を出るのは、朝8時。 友人が事前にアレンジしてくれた、タクシー代わりのモーターバイクの背中に揺られること、 約15分。インターンシップ先である、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、SCJ)のオフィスは、日本を始めとした各国の大使館が集まる、…
すっかりご無沙汰してしまいました・・・。 言い訳をするわけではないですが、息をつく間もないほど、本当に忙しかったんです。 昨日、大荷物と共に、ベトナム・ハノイに到着しました。 国連平和大学修士課程の<座学編>が終わり、いよいよこれから、<実践…
今月下旬からいよいよ始まる3ヶ月間のインターンシップ【実践編】を前に、わたしたちのプログラム【座学編】をしめくくったのは、東京外語大学大学院平和構築・紛争予防学講座で教鞭をとられる伊勢崎賢治教授の『市民社会と平和構築(Civil society and Peac…
「軍鶏(しゃも)」じゃないです、「闘鶏」です。 昨日、アラネタ・コロシアムで毎年恒例の、闘鶏世界大会が行われた。その名も、“World Slasher Cup(世界“切り裂き”杯)”。フィリピンでは闘鶏が非常に盛んで、“Cock Fight”だとか“Cock Darby”と呼ばれてい…
エリックと名乗るその男の家は、バンの乗降場所から、1分ほど歩いた小さな家だった。 ドアは開け放しで、中に入るなり、彼は、家にいた彼の甥だという二十歳くらいの青年に、 コーヒーとビスケットを用意するよう言いつけた。そして、ソファにどすんと腰を下…
4月22日の稿で、以前わたしが東京で働いていたL社が、CSRの一環として、 フィリピン最貧地域であるマスバテ島の小学校の教室建設プロジェクトを発足させたことをご紹介した。そして、このプロジェクトの現地パートナーとなったのが、 途上国の子供たちに対す…
CSR(企業の社会的責任)という言葉が、様々なメディアで聞かれるようになって久しい。 いまや、CSRなしには今後の経営戦略を語れないほど、企業の中での重要性も社会からの 関心も、これまでになく高まってきている。だが現実には、その効果や正当性につい…
やらなければいけないことは山積みなのですが、重たい腰をあげて、ついに始めてみました。Costa Rican/Manila Reportの英語版。 ご参考までに、URLはこちらです。 http://sayakot.blogspot.com/ 一年間前、留学のささやかな記録として始まった日本語版Manila…
5月1日は「メーデー(May Day)」。 フィリピンでは、学校も企業も官庁も、国中がお休み。 Wikipediaによると、「メーデー」は、1886年アメリカのある労働組合が、8時間労働制を要求するデモンストレーションを行ったのが起源らしい。以後、「労働者の権利を…
先日届いた、嬉しいサプライズ・ニュース。 昨年3月まで勤めていたL社が、創業記念兼CSR事業の一環として、フィリピンのマスバテ州に ある小学校に、新たな教室を建設するプロジェクトを支援することに決めたというのだ。 わたしが入社した頃のL社といえば、…
フィリピンで「ビール」といえば、サンミゲル。キリンがその株を一部取得したこともあって、 日本でも知名度はそれなりに高いようで、以前日本から遊びに来た友人から、当たり前の ように名前を挙げられて、こちらが驚いたことがあった。そのすっきりとした…