sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

人は見た目でない、と言うけれど。

コスタリカに来て、まるまる3ヶ月。 料理好きのホストマザーが腕を振るうままに、米・豆・肉中心の生活を満喫して いたら、ある日、送った写真を見た日本の友人から、 「ちょっと、(見た目が)コスタリカ風になってきてない?」という、メールの一言が。 一…

いつもの風景

国連平和大学は小高い山の上にある。 日々、学生たちはコロン町から出発する専用通学バスに乗り、この山道を登っていく。途中、雨が降るとすぐ増水してしまう川があったり、眼下に見下ろすことのできる深い谷があったり、大型バスがぎりぎり通れるだけのおん…

Nicaragua 〜百聞は一見に・・・〜 

先週金〜日の3連休を利用し、ニカラグアへ行ってきた。 ニカラグアは、コスタリカとその南の国境を接していて、コスタリカの首都サンホセからは長距離バスで約8時間。共に長いスペイン支配の影響を受け、言葉も宗教も同じにするが、2つの国を隔てるものは、…

Sexy Word for Fund?

大学で開講された、『ファンドレイジング(資金調達)』の特別講座に参加した。 ほとんどのNGOにとって、ファンドレイジングは、切実な問題。どれだけ崇高な 理念を掲げ、壮大なプロジェクトを企画しても、その実現には、当然ながら、ファンドを提供する…

「温泉」と「平和」とその「バランス」

留学して、自分の中の何かが変わったか―。そう聞かれたとき、答えはYESとNO、両方だと思う。たしかに昔からぼんやり持っていた問題意識は、徐々に、 そして確実に明確になりつつあるけれど、(時々、誤解されるように)決して 四六時中、研究室にこもってス…

件名:「アンチ『世界平和』論」について

先日書いた「アンチ『世界平和』論」について、知人であるA氏から、 メールをいただいた。 ウォルフガングのいう「社会の数だけ、平和が存在する。」という構想が、 実は、A氏が以前から関心を寄せている国際私法(Private International Law, The Law of co…

アンチ『世界平和』論 〜The Peace or A Peace?〜

「この世界には、『いろんな平和(Many Peaces)』が存在する―。 『平和』を祈るとき、わたしたちは、それが果たして、『誰のための』『どんな』平和なのか、 理解していなければいけない―。」 一連の講義で、ウォルフガングがくり返していた言葉。 彼の言う…