sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

インターンシップ終了☆

sayakot2008-10-05

大変ご無沙汰しています。。。元気です。
先日の金曜日、ついにインターンシップが終了しました。


右も左も分からず、期待半分・不安半分にスタートしたインターンでしたが、振り返ってみると、本当に楽しかった、ありがたかった、そんな言葉に集約される3ヶ月半でした。


大きかったのは、希望通りにマイクロファイナンス・チームに入れてもらい、現場にも何度も足を運ばせてもらい、村の家々を訪ね、人々と話をし、一緒にご飯を食べ、お酒を飲み、そこで感じた彼らの暮らしやプロジェクトのインパクトを、日本のドナーに伝えるためのプレゼンテーション資料の制作を任せてもらったこと。特に、今回のマイクロファイナンス事業の資金は、政府からの助成金ではなく、日本の一民間企業からの寄付によるものなので、彼ら企業に対する報告というのは、もしかすると、それまで、社内の地味なCSR活動、という程度の認識しかなかった社員や関係者に対し、「お、ウチの会社はこんなことをやってるのか・・・」という、興味の「きっかけ」を作る大きなチャンスでもある。世の中の一人ひとりが、自分がそれまでまったく気付いていなかった世界に「関心」を持つこと、そしてそれと自分との「つながり」を感じること、それが「平和」の始まりだと思っているわたしにとっては、そうした“発信系”の仕事が、やはり一番ワクワクする。


また、インターン中、SCJベトナムのスタッフ全員を対象に、プレゼンを効果的に彩るパワーポイント講習会(3時間!)を開催する機会をもらったり、アドミでHR担当のHaさんと、日本・ベトナムの組織における人材採用・育成方針について情報交換するセッションを設けさせてもらったり(僭越ながら。。。)、自分がこれまで経験してきたこと(一応、組織人事系の会社に勤めていたのです)をそれなりに生かす機会もあり、そんな思わぬ「つながり」を感じたりも。



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帰国までの予定は、10月15日にハノイを発った後は、ホーチミン市シェムリアップアンコールワット)→プノンペンホーチミン市→マニラ(卒業式)→北京(『より良い一つのアジアを築く』をテーマにした国際ワークショップ参加)→11月3日に日本帰国、という運びです。若干慌しいですけれど、こうした渡り鳥生活もあと少しかと思うと、残された1日1日が愛おしいですね。


ハノイでの残りの10日間は、思いがけず引き受けることになってしまった、ハノイ在住開発関係者の方々で行っている勉強会での発表の準備(コワい!)、大学に提出するインターンシップ最終報告レポート(まだ全く手をつけていません)に追われつつ、こちらでお世話になった方々との送別ディナーの日々ということになりそうです。駆け抜けていこうと思います。


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写真は、先週でかけた、「ふるさと」ルックイエン郡への最後の訪問より。
実りの季節です。