sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

Fiesta ☆ 日墨交流400年祭

sayakot2009-11-15

日本とメキシコの交流の歴史は、今から400年前の1609年、フィリピン・マニラからメキシコ・アカプルコに向かったガレオン船が日本で難破したことに遡るそうな。翌年の1610年には、日本側が提供した船で、生存者たちがメキシコに無事に帰還したとのことだから、こんな時代から世界はダイナミックにつながっていたのかと思うと、不思議な気がしますね。


もっとも、革命を経て現在の「メキシコ」という国が形を成したのは、その200年後のことなので、メキシコ人の友人たちにこの話を伝えても、なんだかピンとこない反応をされることがほとんどですが。


いずれにせよ、来週の土日(11月21-22日)、メキシコシティで日墨友好400年祭なるイベントがあり、わたしたちのプロジェクトPRODEMAYA(プロ・デ・マヤ)からもブースを出店することになりました。メキシコシティの中心地に近いレフォルマ通り(独立記念塔とディアナの噴水の間)の広場で、女性グループの「組合」代表者2人によるプロジェクト紹介と、民芸品の販売を予定しています。


メキシコ人、日本人、少しでも多くの人に、プロジェクトのことを直に知ってもらうチャンス。先日のエントリーでもご説明した通り、PRODEMAYAの商品は、カンクンなどのあるキンタナ・ロー州の高級ブティックを中心に展開していますが、観光地に流通している一般的な民芸品と比べ、かなり「お高め」なので、どうしても対象となるお客さんが限られています。そうした中で、大都会メキシコシティでは、少数民族支援とか、女性支援とか、フェアトレードのようなコンセプトが受け入れられる土台が、よりあるのではと期待しています。。。
また、普段は一般消費者を対象に売る機会がないので、今回、直接お客さまと接して、表情や実際の購買行動など、反応を直に見ることができるのも、グループの代表者にとっては貴重なフィードバックにもなると思います。


今は、商品開発の専門家であるアメリカ人C女史、わたし、女性グループの代表者2名と、「上京」の準備に追われています。ベリーズの国境沿いにあるチェトゥマルは、いろいろと規制が厳しくて、こうした「商品群」は、メキシコシティに小包を発送したり、飛行機でチェックインの荷物として持ち込むだけでも、事前に税関に申告・検閲を受ける必要があり、プロジェクト事務所から何百キロも離れた各コミュニティで生産された商品を、まずは一ヵ所に集めるだけでも一苦労。。。無事に上京できますように。。。そして、目指すは完売御礼!


メキシコシティ在住の皆さま、メキシコにちょうど遊びに来るという皆さま、是非お財布を持ってお立ち寄りください。クレジットカードは使えませんので、ご留意くださいませ☆



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木工の民芸品を作っているN村で、「新米」ならぬ「新トウモロコシ」の粉から作った、特別なトルティーヤをいただきました!もちろん手作り。神様にお供えしてから食べるそうです。美味しかった〜。