sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

Making a Fresh Start!

sayakot2007-06-07

先月14日、フィリピン全土で実施された上院選。今までも何度か経過をお伝えしてきましたが、開票作業が遅々として進まず、なかなか結果をお伝えできずにいました。


そして昨日、中央選管は「選挙失敗」を宣言し、選挙の「やり直し」が正式に発表されました。20日前後に特別投票が実施されるとのことです。


ただし、全土ではありません。対象となるのは、不正疑惑の浮上していたミンダナオ島のマギンダナオ州。


なにせこの州では、落選確実だった与党候補者12人が上位を独占し、当選が確実視されていた野党候補者を含む19人の得票数が「ゼロ」だったのだから、
州選管ぐるみの不正選挙が疑われるのも当たり前。有権者33万人のこの州で、候補者本人や家族を含め、誰一人投票してなかったなんて!もうちょっとうまくやる方法があったろうに。。。と頭をかしげたくなる、このメチャクチャぶり。


それにしても、これだけのスキャンダルの後でも、やれやれまたかと肩をすくめる程度にしか人々が反応していない(ように見える)ことにも、だんだん驚かなくなってきました。


ちなみに、当選枠12議席のうち、上位10名までは再選挙の影響を受けないということで、当選が正式に発表されました。10人の内訳は、野党6名、与党2名、無所属2名。


☆☆☆
さて、明日からいよいよレイテ島に出発。タクロバン1泊、オルモック1泊後、サマール島に移動する予定。


現地事情に詳しいフィリピン人の友人に、空港から市内まではどのように移動するのかと聞かれ、「タクシーでもつかまえるよ〜」と答えたところ、あの島にタクシーなんてあるわけないでしょう、と言われてしまいました。どうやら事前にドライバー付のバンをアレンジするか、ローカルバスを駆使するかしかないもよう。さらに、サマール島には、映画館やマクドナルドはおろか、信号がないとかいう話も。そういえば、英語は通じるんだっけ・・・?


マニラでの生活も、早2ヶ月。「日本の常識」とだいぶ離れた「マニラの常識」に少しずつ適応してきましたが、ここにきて「マニラの常識」が通用しない「フィリピン地方都市の常識」に飛び込むことに。今までにないくらい、ワクワクしてマス。


というわけで、帰ってくる予定の12日まで、ブログはしばしお休み。
旅日記はその後、随時アップデート予定。どうぞお楽しみに☆


■■■
写真は、またもやAteneoのキャンパス。