sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

The Rainy Season

sayakot2007-06-02

雨期が、いよいよスタート。フィリピンの気候は乾期・暑期・雨期に分けられるそうで、マニラ周辺では6月〜11月まで、大量に雨が降る。半年近く雨期が続くのだから、雨ギライの自分にとっては頭の痛いハナシ。


ただし「雨期」といっても、連日連夜、四六時中降っているわけではなく、今までのところ、1日に1回1時間弱どかっと降るのがお決まりのペースのよう。午後の授業が終わる3時頃になると暗雲がたちこめ、夕方には雷鳴が鳴り響き、ドカンドカンと地響きがすることも。雷ってこんなに簡単に落ちるものだったのだっけと思わず関心。


いったん雨が降ると、街の通りもキャンパスもみるみるうちに水浸しになり、気がつくとひざ下までびしょ濡れになることも。なので最近は、もっぱら気楽なビーチサンダル通学です。日本から持ってきた折りたたみ傘で対応するのも難しくなってきたので。そろそろ現地の人々の使っている、ゴルフ場にありそうな巨大な傘を買う時期かも。


雨期がさらに本格化すると、ねずみやらゴキブリやらがウヨウヨ流れてくるようになるよ、と以前フィリピン人の友人が冗談半分で脅かしてきたことがあったけれど、一体どこまで本気なんだか。。


空がどんよりしていて朝起きるのがツラいとか、食べ物が腐りやすいとか、傘を差すのが面倒くさいとか、雷で図書館が停電してしまうとか、いろいろ頭を悩ます雨ですが、フィリピン人を一番悩ますのは、デンゲ熱とマラリアの蔓延。毎年この時期になると、市が中心となって、水がたまりがち(=蚊が繁殖しがち)な古タイヤの撤去や用水路の消毒などを行うとのこと。人口の密集している都市部での発生率が一番高いため、特に警戒が必要なもよう。


「たかが」雨といえどもどこか命がけ、というのが、何ごとも極端なこの国らしい。


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写真は、ボランティアで訪ねた日本語のクラスの様子。
中心で話しているのが、関西外語大に留学していたAteneoの学生。
生徒は地元のコミュニティの高校生たち。


きらきらした目で「日本の高校生は、放課後何をしているの?」「日本ではバレンタインに何をするの?」なんてイノセントな質問をたくさんぶつけてきてくれました。