sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

The Ship for Southeast Asian Youth Program (SSEAYP)

sayakot2007-06-03

内閣府が毎年主催している「東南アジア青年の船」をご存知でしょうか。


日本とASEAN地域10ヶ国から数十人ずつの若者(18-30才)が代表として乗船し、2ヶ月にわたって船内で生活を共にしながら、参加国を訪問します。
船上での様々なアクティビティと、寄港国でのホームステイプログラムを交えながら、相互理解を深めるかれこれ30年近い歴史を持つ国際交流プログラムです。


今日はとあるご縁で、このプログラムの歴代参加者が集うホームパーティにお呼ばれしてきました。
パーティの主催者であるT夫妻の他は、全員フィリピン人。旅行代理店社長やお医者さん、入社3年目の銀行マンもいれば、博物館の事務員をしているお姉さんも。年齢も、職業も、性別も、乗船した時期もバラバラな10人が、それぞれの思い出話にえんえん花を咲かせている様子に、一緒にいるだけでとても温かい気持ちに。


実際、こうした歴代参加者達(alumini)は互いにとても強固な結びつきがある様子。プログラムが修了した後、それぞれが新たなフィールドに進む中で、スポンサーや理事という形でプログラムの継続や内容の向上に力を注ぐメンバーや、国内外のOB会を通じて個人的に新たなビジネスチャンスを生み出すメンバーもたくさんいるとのこと。


それにしても皆とてもフレンドリーで、本当に気持ちのよい人たちでした。次回は外に飲みに行こうねと皆と約束。また、旅行代理店をしているFさんは、今週の旅(ミンダナオ・ダバオ市に行ってきます)に関して、現地スタッフを紹介してくれることに。
帰りは、Ateneoでフィリピン史の非常勤講師をしているKさんに寮まで送ってもらう。4時に始まったパーティは、気がついたら夜中の1時。


日本を発信地としたネットワークが、着実にアジア各地域でそれぞれに根付き、広がっている様子を目の前にしたこと、そしてプログラムとは何も関係のない自分が、新たにそのネットワークの一員として迎え入れられたことが、なんだか嬉しかった1日でした。


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写真は、Ateneoキャンパス。