sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

Bicol Report ―Food編―

sayakot2007-07-15

ビコール地方で出会った、食べモノをご紹介♪


◆おススメFOOD No.1:「ビコール・エクスプレス(Bicol Express)」
ビコールは、唐辛子をピリリと利かせたレシピが豊富なことで有名。
ファーストフードチェーンのような名前をしたこの“ビコール・エクスプレス“(れっきとした料理名)は、フィリピン版グリーンカレーのような味わい。


ココナッツミルクに唐辛子、玉ネギ、ニンニク、小エビのペースト、豚肉を入れて煮込んだもの。まろやかなココナッツミルクの味わいとピリッと後からやってくる辛みのコンビネーションが絶妙。炊き立てのご飯に混ぜて食べると、とてつもなく美味。
Ateneoの食堂でも、人気のメニュー。


◆おススメDesert No.1「シナポット(Sinapot)」
Sabaというタイプの、甘さが少なく肉厚のバナナを使用したスナック。半分に切ったサバ・バナナを4本をまとめて、コーンスターチ&ブラウンシュガー&水を混ぜたものに浸し、バナナの皮でくるみ、揚げる。バナナの皮は、途中で自然に離れていくので、カリカリの黄金色になったところで引き揚げる。


◆不思議系FOOD No.1:「チャンポラド(Champorado)」
炊き立てのご飯(モチ米使用)に、熱々のホットチョコレート(カカオ高純度の、甘さ控えめのモノ)をたっぷり注ぎ、魚の干物(かなり塩辛い)を載せる。よく混ぜて、いただく。


・・・。
今までいろんな料理にチャレンジしてけれど、この組み合わせにはア然!
フィリピン人の友人Vに言わせると、その甘さと塩辛さのコントラストが重要なのだそう。れっきとした郷土料理。
ビコール以外の地域でも、バリエーションを変えた形で見つけることができるとか。
ご飯とカカオと干物が、意外なハーモニーを生み出しているような、それでもやっぱりてんでばらばらなような。フィリピンらしい“ゴチャ混ぜ感”を、身を以って体験できる一品。


よろしければ、ぜひご自宅でお試しくださいませ(写真参照)☆