sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

Inauguration of the Program

sayakot2007-04-10

今日は入学式。初めてキャンパスに足を踏み入れる。芝生の美しい緑に溢れたキャンパス。さすがフィリピンの「慶応」。講堂にはUPeaceのツァイ学長、日本財団の笹川会長、Ateneo de Manila Univ.の学部長などが前列に座り、厳かにスタート。ぶりぶりしたワンピ−スを選んだのが若干ためらわれる。


印象に残っているのは、「By choosing this program, you took the responsibility to do make a difference to the world」という言葉。誰の言葉だったかすらもはや定かではないが、今回の選択は、要はそういうことなのだと本当に思う。


リフレッシュメントのレモン&ミントジュースが嬉しい。


閉じた小さな部屋で、財団の大野さん、ツァイ学長、Father Cruzを前に、今回なぜこのプログラムに参加したのかを各人で発表することに。英語のレベルはさまざまだが、皆それぞれがそれぞれのフィールドでしびれるような経験をし、葛藤し、今回の決断にたどり着いたのだということがよく分かる。会場は静まり返り、誰もが同じ一体感を共有していたはずだ。一人ひとりに対して強い親近感を覚えると同時に、この環境を十分に生かしきるために安易な道に流れてはいけないと改めて気が引き締まる。

ランチではJeniffarと同じテーブルに。Ateneoはold richの大学とのこと。
どんな出会いがあるのだろうか。


夕方からクラスメート10名ほどでショッピングモールへ買出しに。タクシーで15分くらい。シーツ類やコーヒーマグetc...必需品を一揃い購入。
このデパートに限らず、フィリピンでは店に入ると、びっくりするくらいの頻度で店員がサポートに来てくれる。気になるのは、どんなささいなやりとりにも、彼らが必ず語尾につける、「madam」という言葉。あまりに丁寧で、気後れしてしまう。ホスピタリティ精神が旺盛な国と片付けてよいものか。こういった日常の中で、彼らがどのようにethnic prideを保つことができるか気になってしまう。


帰ると、フィリピン人のメンがバロット(孵化寸前のアヒルの卵)を買ってきてくれていた。「食べてみたい」と言ったのを覚えてくれていた。明るいライトの下では、かなりグロい。味は卵だったけど。今度は暗がりで完食してみよう。