TheTwo Nights Before the Election
朝8:30。週末の眠たい目をこすりながら、選挙監視市民団体「NAMFREL」のボランティアミーティングに。
場所はAteneo大学付属の、高校の体育館。
休日にも関わらず、大勢のボランティア達でごった返している。
「NAMFREL」は、フィリピンの選挙監視団体の中でも最も歴史の古い、市民団体の一つとのこと。
活動の中心は、以下の3つ。
・quick counting
・poll watching
・report result
"It's better to light a candle than to curse the darkness"が、クレドとなっている。
使用されたパワーポイントスライドは全て英語だが、団体代表者や各リーダーからの実際のインストラクションは全て、タガログと英語をごちゃまぜにした言葉で通達。ほとんど理解できず。
唯一理解でき、かつ少し面白かったのは、こちら。
<ボランティアの当日の持ちモノ>
●身分証明ID
●もろもろマニュアル
●計算機(票をカウントするため)
●カメラ(不正を記録するため)
●懐中電灯(停電の際に使用するため)
最初の2つまでは、もちろん理解。
でもカメラや計算機なんかまで、ボランティアが当日自前で用意するんですね。暴動による停電なんかを想定した選挙というのも、またフィリピンぽい。
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夜、カフェテリアのオープンスペースにて、Ateneo卒業生のフィリピン人の友人たちを5人招いて、チラシ寿司パーティ。
錦糸たまごや煮しいたけなど、この日のために祖母が送ってくれたものをふんだんに使う。
魚が入っていない「Sushi」は皆、初めてだったようだがとても好評。
アルコール禁制の寮のため、ビールがないのが残念。
そして夜23時:選挙前のため、国中が禁酒期間に突入。