旅立ちの日
出発当日。とても気持ちの良い朝。明日はまったく別の景色を見ているのかと思うとなんだか変な気分。正直あまり実感がわいてない。1年半もの間、日本を離れること、残していく家族のこと、帰国後のキャリアのこと等を考えると、もっとソワソワしてもいいような気もするけれど、こんなに気持ちが穏やかなのは何故だろう。単にイマジネーションがないからなのか、かれこれ3度目の留学(幼少期のStanford生活を含めると、なにげに4度目)だからなのか、これから始まる生活が待ちきれないからなのか、よくわからない。分かっているのは、今までにないワクワク感を体中が感じていること。
父と見慣れた桜並木を散歩し、ドラッグストア等々で最後の買い物。電話で神戸の祖母に電話する。さあいよいよだ。