sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

sayakot2007-04-26

長い1日。


マニラでの5ヶ月間のインテンシブ英語コースは、Ateneoの英語の教授陣が3−1ヶ月交代でリレー式に行っていくもの。今日はLenとChellaの最後の授業の日。平和学に関する教材を使いながら、あくまでアカデミックな英語のリーディング、ライティング、スピーキングの『スキル』獲得を集中的に図るこのモジュールはお見事。Non-violenceをテーマに扱った今回のディスカッションも、かなり白熱。教師のLen自身が、マルコス政権期の抑圧やPeople's Revolutionの経験を経ているため、とても前向きなインターアクションが生まれたように思う。(省略しすぎですね・・・。また書きます)


昼間、授業の合間にトライシクルに乗って銀行へ。この間開設したばかりの口座に入金をし、ATMカードを受け取る。今後19ヶ月、生活費はこの口座から支給される。


ランチはホームメイド・グリルが売りの屋外カフェテリア。少し離れたところにあるため、Ateneoでも隠れた人気店。フレンドリーな食堂のおじさんのおススメは、白身魚のスープと野菜の炒めもの。確かに、安くて(57P)美味。


午後の授業の後は、来週から始まる平和学のイントロ講座に対する要望ヒアリングの場に。トピックとして、ミンダナオの和平問題、フィリピンのストリートチルドレンやhuman rightsに関するSocial developmentの問題、ジェンダーの問題等があがる。


今回のプログラムでは、総仕上げとして、マニラに拠点を置く国際機関あるいはNGOインターン(3ヶ月間)が控えている。今のうちにこういった問題に幅広く触れ、どのフィールドで、どの機関で、何を経験し何を得たいのか、少しずつ考えておく必要がある。


例えば、漠然と「ストリートチルドレンを助ける仕事に関わりたい」と思っていても、国連機関のユニセフで働く場合、セーブ・ザ・チルドレンといったwell-established-international-NGOで働く場合、さらに草の根のフィリピンのNGOで働く場合、そして民間企業のCSR部門で働く場合とで、関わる主体も、抱える問題も、アプローチも、まるで違ってくることは間違いないのだから。


悩ましい。