sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

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ジプニー

UP(University of Philippines)に通う日本人学生とコンタクト成功。あつかましく、キャンパスツアーをお願いする。皆でジプニー(地元の乗り合いジープ)に乗り込み、いざUPへ。

外からの排気ガスを浴び続けながら、揺られること20分。私の通うAteneoが「フィリピンの慶応」ならば、UPは東大といったところ。広大なキャンパスには郵便局やショッピングモールが点在し、騒々しくバスやジプニーが行き交う様子は、さながら一つの「町」。猛暑にぐったりしたバナナ売りのおじさんや、木の下で昼寝をするおじいちゃん、水浴びをする子供まで、いろんな表情が溢れている。こ綺麗でセキュリティーガードが常に巡回するAteneoとは、雰囲気がまったく違う。


鮮やかなほど現地のコミュニティに同化している彼は、大阪外大の交換留学生。寮に住む他の日本人やフィリピン人たちを紹介してもらう。UPに通う留学生が集結するInternational Centerには、大きなソファーの置かれたラウンジがあり、人恋しくなったり、まったりしたい時には格好の場所の様子。


かたや私達の寮は、全員が一同に会せる場所もなく、男女それぞれのフロアへの行き来は禁じられており、キャンパスにおいても、一般のAteneoの生徒との交流の機会はまだまだ少ない。
しかし、フィリピンは「人的ネットワーク」がモノをいう世界。自ら積極的に外界とのリンクを張っていくことが不可欠。リアルな問題としても、コスタリカから帰国後は、自分達で居住場所を探すことになっているため、今のうちから各方面への情報収集をしていかなければ、ちょっと困ったことになるのである。


夜、UPの環境グループ主催のレゲエパーティへ。出発間際、エレベーターではちあわせしたクラスメートのJim(ミンダナオ島出身・推定45歳)が、「保護者」として同行することに。ずんぐりした体格で普段は無口な彼の、「友人たち全員に、楽しく安全にフィリピンを満喫してもらいたい」親心(?)に感謝感謝。


大きなライブハウスに、200人近い人々がごったがえす。UPの学生or卒業生、その関係者がほとんどとのこと。200Pで4杯のビール券つき。たまたま遊びにきていたAteneoの生徒とも仲良くなり、皆、大満足で2a.m.、帰宅。