sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

ワーク5日目

sayakot2010-07-09

☆☆☆5日目の主な出来事(抜粋)
◆ 初スカイプtoコスタリカのホストファミリー
朝、出かける間際にスカイプのビデオ着信。見ると、コスタリカのホストファミリーだったホセ&マリアから。コスタリカを発って約2年、メールでのやりとりはしていたけれども話すのはそれ以来。当時はスペイン語の単語を並べてあとは身振り手振りのやりとりしかできなかったから、メキシコでの修業期間を経て改めて少しはまともに話ができるようになったのが新鮮。ホセマリ夫妻も「Que pasa??(なにがあったの??)とずいぶん驚いてくれていました。あまり時間がなく十分話せなかったけれど、最後にホセが「おばあちゃんは元気?まだおばあちゃんへの約束を果たせてなくて。。。」と申し訳なさそうなことを言う。


「約束」とは、「最後の晩餐」をモチーフした木工彫刻を創り上げることが夢だという大工のホセに、素晴らしい切れ味をした日本の彫刻刀をわたしの祖母がプレゼントしたことに始まるのだけれど(詳細は:http://d.hatena.ne.jp/sayakot/20080116)、作品が完成したらかならず写真を送るから、とホセが約束してから今や2年。一年前に、制作途中の作品の写真が届いたけれど、その後は特に話題になることがなかったのだった。「すごい大作なんだね」と笑って言うと、「そう、そうなんだ」とホセは頭をかきながら苦笑い。でも、必ず完成させるから、おばあちゃんによろしく、と笑顔で通話を切った。


かわいいホストブラザーとホストシスターのダニエルとミチェルはもう寝てしまったとのことで、残念ながら様子を知ることはできなかったけれど、わたしを迎えてくれたときと変わらぬ温かい夫妻の様子に、嬉しい一日の始まりとなった。


◆ 初プチ高山病
エレベーターが込んでいたので、4階のオフィスまで階段であがったら、激しい目眩に襲われる。標高2400mのアジスアベバは、人によっては睡眠障害や吐き気等を起こすと聞いていたけれど、初日から快眠続きで、なんだ全然平気じゃないかと完全に油断していた矢先。数時間、ずっと目眩が続いたけれど、それ以上ひどくなることもなく、通常通りオフィスワーク。でも、気をつけないとだめですね。


◆ 会議打ち合わせ(続き)
カントリーオフィスからローカルスタッフが来て、予算づくりの打ち合わせ。やはり携帯電話でのやりとりよりも、直接オフィスで話し合った方が数倍効率がいい。お互いのオフィスがもうちょっと近ければ、どれだけ楽なことだろう。


◆ ランチ
今住んでいるコンパウンドの敷地内レストランでランチ。敷地には国際機関や研究施設が複数入っているので、職員用の食堂といった雰囲気。久しぶりに魚を食べました。フライドフィッシュwith トマトソースと、じゃがいもと人参をゆでたもの。ごちそうさま。


◆ 農業省高官との面会
わたしの着任の挨拶と、再来週の会議の概要説明のため、午後、L女史と一緒に、連邦農業省全体の計画立案責任者であるT氏に面会。誰が最終的なプロジェクトの責任を負うのか、異なる関係機関の間でどのような役割分担を行うのか、そして今回のプロジェクトのターゲットグループとなる女性グループを選定した理由は何なのか等々、しごくもっともで鋭い指摘が降ってくる。週末の仕事の宿題ができちゃいました。でも、基本的には非常にサポーティブで、ほっとしました。早く、実際にプロジェクト始動、という段階にたどりつきたいものです。


◆ やっとやっとの金曜夜!
気づいたら、今日でちょうどエチオピアに来てから1週間。かなり濃い1週間でした。無事に1st Weekを生き延びたことを祝って、同じく新しくSAAに入りかつ同じ敷地に住むドイツ人ディレクターのA氏と一緒に、ビールで乾杯。初エチオピアビールは、軽くてとても飲みやすい。仕事はありがたく充実してるけれど、やはりこうした瞬間がないと、メリハリがつかないですね。
明日はちょっとのんびりしようっと。


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写真は、車で通りすがりに撮った、エチオピア正教会