sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

ワーク1日目

sayakot2010-07-05

☆☆☆1日目おもな出来事☆☆☆
◆オフィスのスタッフへの挨拶回り
事業部のディレクターやアドミスタッフはもちろん、お掃除スタッフやガードマン、ドライバーたちを含めると、14,5人くらい?名前を覚えるのがとても大変。。。


◆来週開催されるシンポジウム会場の下見
国連のコンファレンス・センターへ。世界の要人が集まる場所だけに、超厳しいセキュリティにびっくり。IDのパスポートを忘れ、日本の運転免許証でやや強引に入れてもらいましたが。

 
◆ SELAM職業訓練所訪問:http://www.selamethiopia.org/index.htm
SAAがパートナーシップを組んでいるSELAMという孤児院兼職業訓練所を訪問。SAAでは長く穀物の増産を主な事業にしてきたが、最近は生産量が増えた後の余剰生産物を加工する事業にも力を入れており、そのための機械(脱穀機や製粉機、バター撹拌器など)を、このSELAMと組んで行っている。シンプルで安い国産の機械を生産・販売することで、農家の人たちが購入後に故障があっても迅速に対応できるし、確かな技術をエチオピアの人材に根付かせることができる。今日はSAAのフィリピン人の加工技術ディレクターL女史が、テクニカルなアドバイスをするための訪問。皆の真剣なまなざしが印象的。
L女史は優しさに裏打ちされた厳しさをもつ、母親のような人。


◆JICA草の根プロジェクト関係者ミーティングのための打合せ
締結間近のプロジェクトを前にした関係者を集めての期待値調整の場作り、のための準備。SAAはエチオピア連邦政府農業省とパートナーシップを組んでいるのだけれども、実際には、末端機関の関係者の巻き込みと、農業省以外のアクターの協力も不可欠。前述のフィリピン人L女史と一緒に、プログラムの内容を練る。


◇夕方、帰ってきたら、部屋の鍵が見つからない。部屋の中に置いてきた覚えもないし、まさか落としたかな内心焦りつつ、セキュリティガードに連絡し、扉を開けに来てもらう。面倒な顔ひとつせず助けてくれた彼に、こういう場合はチップを渡すんだろうかと考えつつ、温度感がいまいち分からなかったので、日本のフルーツのど飴を手のひらいっぱいに渡す。予想外に喜んでくれ、「マダム、こういうことがある日は、いいことがあるもんですから、ノープロブレムですよ!」と、励ましてもらう。


結局、鍵は鞄の底にありました。恥ずかしい。。。ガードの彼と仲良くなれたから、まあいいか。


◇夜は、同じ敷地に住んでいるL女史の家にお呼ばれし、お手製のチキンのカレー煮込みをご馳走になる。これまた、美味。炊いたご飯を食べるのがずいぶん久しぶりに感じられる。ただしエジプト米。これが日本米だったら30%増しに美味しかっただろうなと、罰当たりなことを思わず考える。そんな1日目。


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写真は、わたしの住んでいるところ。