sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

週末のはなし。

sayakot2010-01-17

たまには、日常のはなし。


土曜日。今日は久しぶりに太陽が顔を出し、町に温かい日差しが戻ってきました。道ゆく人たちもどこかほっとした様子。


今日はランチに一人で地元の有名なシ―フード・タコスの店「タコ・ロコ」行ってきました。訳すとCrazy Tacos。本場メキシコでも、通常タコスの中身は肉と決まっているので、海鮮タコスというのはチェトゥマルならでは。トウモロコシの粉を引いたトルティーヤにたっぷり乗っているのは、例えば魚の卵(タラコみたいな)のバター炒めとか、イカ墨の炒め物とか、白身魚フライのニンニクソ―スがけとか、ロブスターのマヨネーズ和えなどなど。大体どれも1コにつき70円〜80円の価格帯。これが本当に美味しい。日本から帰ってきた後も、しばらくメキシカンフードはもう結構。。。と思ってたけれど、ここだけは例外。朝オフィスに立ち寄った後、急に思い立ち、いてもたってもいられなくなり、タクシ―でわざわざ来ちゃいました。


ちなみに客層は、当たり前だけれどローカルのカップルあるいは家族連れがほとんどで、正直一瞬ひるんだけど、そんな中にも同じように一人でタコスを頬張るおじさんやおばさんがちらほらいたりして、親近感。とはいえ、10分で食べて、出てきました。満足。


その後はチェトゥマル庶民唯一の娯楽施設である小さなショッピンクモールでカプチーノを飲み、昔から気になっていた司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読み始める。今回、中途半端に2巻までしか持ってきておらず、あまり続きが気になっても困ると思い、控えめに読み進めようと思っていたけれど、すでにハマってしまいそうな気配。受験でも世界史選択だったのを言い訳に、これまで自分の国のことを全然知らずに生きてきたのですが、今さらながら、今の日本という国のかたちを決定づけたこの時代のことを、もっと分かりたいという欲が出てきたかな。


その後、アバターを鑑賞(実は2回目)。この映画、偏見ナシで見ようと思っても、ついつい宮崎駿ワールドを想起させられるけれど、あの壮大な世界観を、これだけビビッドにビジュアル化したのには、やはりウーンすごいと唸ってしまう。 それにしても、メキシコ人、上映中でもしゃべる、ときには携帯に出てしゃべる、本篇が終わった瞬間に、一斉に退席する(最後のエンディングの映像や音楽を見ない、聴かない)のが、未だにちょっと慣れることができず。それともこれは、チェトゥマル人の傾向なんだろうか。


そういえば昨日、職場の友人から、わざわざ電話があって、明日は●●の誕生日だからみんなでLimonsito(行きつけのローカル・ビアガーデン)に飲みに行こうぜーという話だったけど、結局1日連絡がなかったな。まあ、よくあることだけれど。一人のんびり「平穏」な一日でした。


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写真は、銀行の前の道端で売られていたサボテンたち。3個で50ペソ(350円)。相場がよくわからなかったけれど、あまりにかわいくて、即購入。いかにもどこかからとってきました、という感じがお気に入り。冷蔵庫の上の癒し空間です。ちなみに缶に記載されている「Modelo」は、こちらではcolona以上によく見るビール。かなりライト。