sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

ある日の休日

sayakot2007-09-01

毎週土曜日の朝は、マーケットの日。
コロン町の中心にある教会近くの小さな通りに、新鮮な果物や、野菜、ハーブ、肉、、手作りのチーズや生花などを売る小さなお店が、50mほど、ずらっと並ぶ。この小さな町の住人のほとんどが来ているのではないかと思うほど、皆、笑顔で挨拶を交わしている。家族連れなどはほとんど、Kg単位で、買っていく。店の前でちょっと迷っていると、すぐにナイフを取り出して、試食させてくれる。


国連平和大学の学生にも何人にも出会う。スーパーのものよりもずっと安く、新鮮なので、自炊しているクラスメートたちにとっては、大事な「買出し」の日のようだ。ホームステイ先で毎食出してもらっているわたしは、買い物する用事はほとんどないのだが、はちきれんばかりに真っ赤に熟れた大きなトマトや、赤ん坊の頭ほどのサイズがあるのではと思うくらいのアボガドや、ずっしり重い籠いっぱいのイチゴを見ると、ついつい買わずにはいられなくなる。結局今日は、真っ赤なプラム、オレンジ、スイートレモンをそれぞれ0.5kgずつ購入。これで、一週間のビタミンを賄える。


その後、アメリカ人の卒業生に連れられて、首都サンホセ近くにある、彼曰く「世界一美味しい」寿司レストランへ。その名も「Samurai」。鰻とマグロ、そしてサラダにかかったポン酢の味に、感激。世界一かどうかはともかく、日本の外で食べる寿司としては、たしかに今まで経験した中でベストかもしれない。6000コロン(約1200円)という値段は、コスタリカの物価から考えるとだいぶ割高だが、週末時折に食べにくる程度であれば問題ない。
そういえば、先週、近所のイタリアンレストランで食べたフレッシュバジルのパスタも、びっくりするくらい美味しかった。というか、バジルのパスタとしては過去最高かも、という結論に友人とたどり着いた。イタリアに2年間住んでいた友人が言うのだから、あながち見当はずれではないはず。


コスタリカの町には、気取ったお店が本当に少ないが、3000コロン(約600円)も払えば、ローカルなお店であれば結構いいものが食べられる。フィリピンに比べるとやや割高だが、野菜や果物や魚が新鮮なせいだろうか、シンプルな料理でもしっかりと土台がある感じの料理が多い気がする。少なくとも、こんな小さな町で、「過去最高」クラスの食べ物に2週間立て続けに出会えてしまうのだから、こちらでの食生活はかなり順調といえるかも。


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写真は、今日のマーケットの様子。