sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

Surprises!

sayakot2007-08-22

★1つ目のサプライズ。
大学へは、町のランドマークとなっているカトリック教会のすぐ隣から、毎朝専用のバスが出ている。学生のほぼ全員がこのバス停から乗車するため、毎朝8時になると、この小さな町の通りは、一時的にちょっとした混雑を迎える。キャンパスは、ここから小さな山道を15分ほど行った先にあるのだが、公共の交通機関が存在しないため、専用バスを逃してしまった場合は、タクシー(約$5)を使うことになる。


実は今日、オリエンテーションのまさに初日、誰ひとり大学にたどり着くことが出来なかった。何故なら昨日の昼から今朝にかけて猛烈に降り注いだ雨のために、山道が陥没し、通行不能になったというニュースが直前に飛び込んだためだ。復旧の見通しは未だ立っておらず、最低でも今週いっぱいはかかるだろうとのこと。


そしてオリエンテーションは、急遽コロン町の体育館で行われることに。鉄骨むき出しのだだっ広い体育館は、カクテルパーティの予定されていたキャンパスの講堂とはかなり趣きが異なるはずだが、突然の変更にも関わらず、誰も慌てる素振りもない。やれやれ、早速コスタリカらしい経験ができて良かったねとばかりに、職員スタッフは穏やかだ。マイクやプロジェクターがどこからか調達され、結局、式はほぼ当初の予定通りにつつがなく開始した。



★★2つ目のサプライズ。
今回出会ったニックは、国連平和大学の卒業生。現在は、わたしたち「新入」に対する、コスタリカでの生活やアカデミック面のメンターが中心の役割だが、普段はアメリカを拠点に、国連平和大に対するドネーションの呼びかけやPR活動を行っているとのこと。いかにもリベラルなアメリカ人らしい気さくな若モノで、今日も評判のイタリアンレストランを教えてもらったのだが・・・。


店に向かう途中、偶然に判明した事実。
なんと彼は、わたしが2003−04年にアメリカに留学していた際、同じ大学、しかも同じ寮の同じ棟に住んでいたということ。話せば話すほど、共通の友人が次々に挙がってくる。フィラデルフィア郊外の小さな大学のこと。当時はお互いに気づかないまま、何度もすれ違っていたのだろう。ぜひ同窓会でドネーションを一緒に呼びかけようよと彼は熱くなる。"What a small world!" とは本当に、よく言ったもの。


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大樹に降り注ぐ、雨、雨。