sayakotの日記

コスタリカ、フィリピン、ベトナム、メキシコ、エチオピアで、勉強したり旅したり働いたりしていた当時20-30代女子のブログ。

sayakot2007-05-09

英語の授業の課題。各自が自由に決めたテーマに沿って、サーベイ実施、レポート作成、最後にプレゼン。「サーベイ」といっても、教室外でフィリピン文化に接触することを主眼に置いているため、内容は至ってカジュアル。


「フィリピン人のEating Habit」について、一緒にサーベイを行ったキルギス人クラスメートAについて、少し。
中国語、ロシア語、英語に堪能なAは、まだ20代後半ですが、このプログラム参加前は、大学で中央アジアの国際政治を教えていた才媛。ほとんど日本人のような顔立ちをした彼女は、ちょっと天然ボケで人懐こい、愛すべき同期。

ちなみに大学時代にも同じクラスにキルギスからの留学生がいたけれど、彼女の容姿は完全に白人。多様な民族が集まる人口わずか500万人の小国キルギスの、ダイナミクス。日本では想像できませんね。


さて、サーベイについて。
普段はディープに接することのない、寮のドアマンやガードマン、食堂のおじさん達に、ここぞとばかりに聞きまくりました。
最初はどんなアカデミックな設問が待ち受けているのかと躊躇していた彼らも、こちらのサーベイの程度が分かった瞬間、「もっと聞きたいことはないのか。どうしてないんだ」とばかりに身を乗り出して答えてくれました。


ちなみに、こちらが設問の一部・・・。

・食事に関する制限(宗教的要素に関して)
・好きな料理
・得意料理
・人生の「最後の晩餐」には、何を食べるか?
など。


フィリピン人は、やはりフィリピン料理が大好きなんですね。当たり前といえば当たり前なんでしょうが。
皆、笑顔で「Filipino Food is the best」と答えてくれました。
最近の私たちの感覚でいうと、「たしかに美味しいけれど、毎日はちょっと・・・」というご飯もの、ヘビーで大味な炒め物が多いのですが。ちなみにメニューでいうと、豚の丸焼きレチョン(起源はスペイン料理)と豚の炭火串焼(甘辛ソース)イニハウ・バボイ等が人気。


ちなみに、食事制限というところでいうと、「Church of Christ」に属する、フロントのスタッフが、動物の血や臓器が混じった食事がアウト、という以外は特にありませんでしたね。フィリピン人のほとんどは、牛、鳥、豚、魚、イカ、エビ、タコ、貝・・・なんでもよく食べます。



はるばるフィリピンにMAを取得しに来ていながら、こんな中学生みたいなことをやっていて申し訳ない・・・そんな思いが頭をよぎりつつ、楽しい1日。